意外と簡単! アナログ絵の魅力5選|ctrl +Zが無くても怖くない! 

へいおまちっ!ポポーです🐬 

 

今回は、  意外と簡単!!  アナログ絵の魅力5選と描き方というテーマでお話します 

 

みなさん、お絵描きが好きな方で、いつも使っている画材はなんですか? 

 

スケッチブックにシャープペンシル…
iPadにお絵描きソフト…! 

 

どこでもパソコンやタブレットを持ち運んでお絵描きが出来るこの時代! 

 

なのにどうして油絵や水彩、鉛筆、ペン、クレヨンなど、
アナログで描き続ける人々がいるのでしょうか? 

 

文明の力が進歩していく中でも、アナログでの画材を選び続けるのにはまだまだ他のものには変え難い魅力がたくさんたくさん詰まっているからなのです✨ 

今回の話で、あなたもアナログでするお絵描きがとっても豊かな時間になるかもしれません🌱 

 

 

アナログ絵の魅力🐣

1️⃣画材の物質感がイイ!!

2️⃣偶然性がいい絵になる

3️⃣原画の価値がある

4️⃣手間や時間を感じられる

5️⃣組み合わせによる無限大さ!! 

 

順番に解説していきます☝️  

 

 

 

1️⃣画材の物質感がイイ!! 

 

これは、デジタルではなかなか得られない感覚です。 

使う支持体と描画材の質感は、
絵から発する雰囲気を大きく作ります! 

 

ボコボコした画用紙にパステルを優しくあてて描く

ツルツルしたケント紙に細いマーカーで線画を描く

目の荒いキャンバスにガサガサ、ザザザ!と油絵具を置く

木炭紙に木炭の粒子を刷り込ませる 

 

どれもこれも、画材の影響力によって色んな質感と表情を見せてくれます✨️ 

 

物理的に存在するマテリアル感。
重厚感やさらさら、フワフワとした表情は 

 
デジタル画では絵の具風のペンを使っても、やはり最終的には液晶の2次元の世界で、 


どうしても、こればかりはアナログでないと

物質の持つ画面の面白みは現れないと私は思います!! 

 

2️⃣偶然性がいい絵になる 

 

アナログってデジタルと違ってcontrol+Zが使えない😭💦
レイヤーが無いなんて不便の極みッ🥹
塗りが失敗したらどうするの!?😭 

 

という声が聞こえますが 

 

大丈夫!🕺 

 

その失敗、意図しなかった部分が
いい絵のエッセンス
になり得るのです! 

 

例えば水彩をやっていて、

線画の中の部分に色を塗るつもりだったけれどはみ出た!

パステルをやっていたら色が滲んでぼやけた!

線画ぶれて何重にも描いてしまった!! 

 

これって、一見失敗のように思えるかもしれませんが、 

 

案外これこそが、絵を面白くするエッセンスになるのです!! 

 

例えば、滲みはみ出た色は、空気感の表現に必要だったり、雫が垂れてしまっても、それが表情になったり。 

 

描いていたか絵が薄くぼやけてしまっても、それが残像のように残り上にまた描くことで、動きや時間を感じる絵になるのです!! 

  

 

また、上手くいかなかった時、絵が停滞してどうにも手が動かなくしまった時に、
あえて絵を消したり壊したりすると、打開する活路を見出すことが出来ます 

 

創造的破壊と言って、
既存の絵に囚われて手詰まりを起こしてしまった時に、1度ハケをバサバサと振って馴染ませたり、かき消すことで、 

 

ニュートラルな気持ちに立ち返り創造を再開することが出来ます。 

 

むしろ、1度手を動かして作っているため、1発目よりもイメージや感覚が残ったまま描けるので、より良いストロークが出ることがあります。 

  

はみ出した線も構わず、
上から線を束ねてトーンを作ったり、
はみ出た部分も背景として暗く塗ってみたり、

起きてしまった偶然の産物を活かすことで、

思いもよらない いい絵になることがあります🍀

偶然性を恐れずノッてしまえば、
失敗も失敗になりません! 

 

むしろそれが正解だったのでは!?な出会いに仕向ける強さを持てるかも✨️ 

 

 

3️⃣原画の価値がある

アナログには、コピー、複製の出来てしまうデジタルにはない

原画の唯一性があります。 

 

どんなにみんなが求めている絵でも、世界中のどこにでも同時に届けることは出来ませんし、

物理的に、1つの絵を同時に見られる人はきっと数十人ぐらいでしょう…! 

 

個人で絵を保有していれば、その人の飾る自宅やギャラリー、オフィスでしか見ることはできません。

替えのきかないアナログの原画には、 そういった場所や数による物理的な制限があるからこそ、唯一性の価値があると思います。

また、アナログの画材の表現の幅はとても広く、タッチや素材の扱いにも作家独自のものが滲み出やすいとも思います✊

 

4️⃣手間や時間を感じられる 

 

絵を見る時、よくよく観察して見ていくと、

 
ふと絵から製作者の手の動き、
筆致の速さ遅さや悩んだ後、
息を飲むほど繊細な仕事施されている など…

そういった手間や制作のプロセスが見えるのが、 


アナログ絵をじっくり見る時の面白さでもあります。 

 

遠くからぼうっと眺めてみたり、

近くでグラデーションの移り変わりやタッチの一つ一つを見てみたり。

逆に、案外あっさり描かれていることや

絵の具のたらしこみによる一瞬の出来事で絵ができている!ということなどの発見をするのも

線のストロークや面のぬられ方一つ一つを見ると感じられて楽しいです✨🌱

 

 

5️⃣組み合わせによる無限大さ!! 

 

アナログの画材は、
その気さえあればどんなものでも絵にできてしまう可能性があります。 

 

 

トイレットペーパーのような素材に書くもよし、砂に着彩してえがくもよし、 

 
油絵も木の板に描くことだって普通にされているのです! 
(木製パネルに油絵を描く時には、膠や下地材などを先に塗ることで
画面の堅牢性と発色の良さを出すことができます。) 

  

布に描いたり、ガラスに描いたり
コンクリートの壁に描いたり…! 

画材もスプレーやケチャップコーヒーの染みを使ってもよし! 

  

素材同士が生む効果を活かして 自分の求める表現を追求してみてください✨️

 

 

まとめ💫

 

アナログの絵は、画材特有の質感や素材の物質感を楽しめたり、

唯一性や偶然性によってえが面白くなる可能性をたくさん秘めています。

  

世界中にはまだまだ水彩や油彩、パステルやペンなど数多くの画材で作られた素敵な作品がたくさん存在します。  

それほど探求のしがいがある表現や画材、技法があって、長い歴史の中でいろんな表現が試されてきているのです!🔥 

 

Ctrl +zが無くても、それはそれで楽しんでしまえる面白みがあります✨

恐れずのびのびと、作品制作をしたり

 

ぜひ、皆さんも美術館やギャラリーに足を運び

直接間近で作品の表情を見たりして、

 

アナログの画材の可能性を目撃してください!

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