油絵のはじめ方 2️⃣ 道具の使い方 | 油絵の具と画溶液

油絵を始めるために、

必要な道具を揃えたら

さっそく使って遊んでみましょう🌱✨

道具の役割や使い方について解説します🕺

実際に私が使っていているものや

油絵を始めたばかりの時に使っていた商品のリンクも貼ってあります🙌

・油絵の具

これがないと始まらない👊

油絵の具は、 言葉の通り、油で出来た絵の具です。

小学校で使っていたような水彩絵の具は、皆さんも親しみがあるかと思います。

水彩絵の具は、色の素である「顔料」を水性の素材で練ってつくり、水分が蒸発することで乾きます。

一方油絵の具は、「顔料」に油を練ることで作られて、 油が乾燥することで乾きます。

油が乾燥するには、水分の蒸発とは違い、

油の化学変化による化合と、揮発性の油による蒸発で乾燥します。

水彩絵の具とは違って、とっても乾く、油絵の具単体で使用すると3〜4日かかります。

とても乾くのが遅いですが、この特性を活かしてゆっくりのんびり描けるのが良いところです🕊️

・オイル(画溶液)

油絵の具を自在に扱うには、オイルを使って溶いたりするのがオススメです🌟

オイルには基本的に二種類に分けることができます

○乾性油

リンシードオイル, ポピーオイル,サフラワーオイルなど

とろっとした粘度感。化学反応で画面に残りながら固まるように乾く油です。

絵の具を乾性油で溶くとツヤとコシが生まれます

ホルベイン 油彩彩用液 O502 55ml リンシードオイル(乾性油)05502

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○揮発性油

テレピン(ターペンタイン) , ペトロールなど

絵の具を溶くと、サラッと水彩のような感覚で絵の具を伸ばすことができます。

ツンとした匂いがして、乾く時は、揮発するので、画面に残らないのが特徴です。

ホルベイン 油彩画用液 O501 55ml ターペンタイン(揮発性油)05501

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○そのほかにも。。

描画中や、完成後に艶出しをするニス、光沢と弾性を増す樹脂の混ざったオイル、

乾燥を早めるためのオイルや絵の具を落とすもの、接着剤のようなのりの役割を持ったオイルもあります。

ホルベイン 油彩画用液 O514 55ml パンドル(描画用ワニス)05414

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基本は乾性油と揮発油の二種類があればOKです!

お好みの配分でオイルを調合して、使ったりできます。

「ペインティングオイル」などの、すでにベストな配分で調合されたオイルもあります!

最初はペインティングオイルだけでもいいかもしれません!

描き方は千差万別ですが、

基本は揮発油100からスタートして、層を重ね描き上げていく中で、

徐々に乾性油の割合を増やしていくのですが、

その時に乾性油や揮発油の比率を変えて、自分の求める質感にするのが楽しいところです🙌

オイルを調合するのは楽しいです!

こだわる人はいろんなオイルを集めて、好みのものにしています。

前に友達がシャンプーを買うのに付き添っていた時に、

同じメーカーの機能の違うシャンプー二つを迷っていたところ、

私が、「え〜!どっちも買ってブレンドしたらいいじゃん!」と口を滑らせてしまって、

お友達は引き、

虚無になってしまいました🙂🙏

皆様におかれましてはくれぐれもこのような感覚を

日常に持ち込まないようお気をつけくださいませ。。。。

次回は筆とパレットについて🐬