自分に合った画材をつくる

こんにちはポポーです!

今日は、画材について ちょっとした小話🌼

油絵を描いている時、どうも自分が描きたい絵にするためには、市販の画材じゃしっくりこない。

作業環境が市販の道具じゃ物足りない。

そんな時、私は工作をして画材を自分好みに作り出します🔥🔥🔥

パレットをつくる

パレットを自作することは案外簡単にできます🙌

ベニヤ板(シナベニヤが)をホームセンターで買ってきたら、

ノコギリなどで好みの形に切り、角にやすりをかけたら、

乾性油(リンシードオイル)などを毎日毎日布やハケで馴染ませていくと、

最初は木の板が油を吸い込んでは乾いてしまいますが、

だんだんと油分が蓄積されて、飽和状態になると、艶が残り、

パレットとして使えるほどの撥水性を持つようになります💫

私は一浪の時に、どうしても最初に買った折りたたみパレットでは

描きたい規模の絵の具の練りや混色ができないと感じ初めて、

ホームセンターで板、100均でノコギリを買ってきて、

好みの形にギコギコ切って作っていました🤣

今でも愛用しているパレットです🙆‍♀️

⬇️買ってきたシナベニヤに好きな形でアタリを取ってる時😙

マティスみたいに描く

マティスは、時々竹のような長い棒に画材をつけて壁に絵を描きます

『ダンス』の壁画を描いているマティス。

とっても良くないですか。。。

大きいものを描く時、どうしても筆と自分の腕の長さで描ける範囲は、限られてしまいます。

どうしても近くで見て描いていると、

自分が今どこをどう描けているかが見えなくなってしまうので、

このような長い筆で、遠くから見つめて描くと絵の全体が捉えられて描きやすくなります。

また、身体の拡張性があるので、腕と短い絵筆では出てこないような

体から生まれる大きな動きのあるストロークや、

コントロールがうまく効かないからこそ出てくる線の揺らぎやブレが、面白いです。

身近なものでこのマティスの棒を再現するのに、

つっぱり棒が使えます🙆‍♀️

100均などで長めの突っ張り棒を買ってきて、木炭や絵筆を突っ張りのゴム部分のキャップを外して差し込んだり、テープで固定するだけでマティス棒が出来上がります🔥

高三の時くらいに、 マティスの画集などでこんな写真を見てから

これになりたいすぎる…!と思って、真似し始めましたが、とっても楽しいのですこれが…🌟

受験で北海道から試験のために止まった東京のホテルの部屋で

同じようにベットから壁に紙を用意して描いてました😌

今でも大きい絵を描くときに重宝しています。